除草剤
シバゲンDF
石原バイオサイエンス
編集: しばしば芝編集部(編集方針)
公式情報の確認日:2026年7月28日
メーカー公式ページで確認する ↗農水省の登録情報で確認する ↗
どんな製品か・向いている人
日本芝の除草剤として愛好家の間で定番になっているプロ向け薬剤です。イネ科・カヤツリグサ科・広葉と対応雑草の幅が広く、年2回程度の散布で管理できる点が支持されています。難点は使用量の細かさで、1㎡あたり0.01〜0.04gという単位を家庭の面積で正確に量るには専用の計量器がほぼ必須です。寒地型西洋芝には薬害が出るため使えません。手軽さを求める人ではなく、道具を揃えて数字どおりに散布できる人向けの薬剤です。
基本情報
- 有効成分
- フラザスルフロン 25.0%(スルホニルウレア系)
- 農薬登録番号
- 第22150号
- 対象
- 一年生雑草全般、多年生広葉雑草、スズメノヒエ、ハマスゲ、ヒメクグなど(イネ科・カヤツリグサ科・広葉に幅広く対応)
- 使える芝
- 日本芝・バーミューダグラス・センチピードグラス(寒地型西洋芝は薬害のため使用不可)
- 入手性
- 通販中心(芝生愛好家の定番プロ剤)
- 公式情報の確認日
- 2026年7月28日
使い方・使用量
10aあたり10〜40g(1㎡あたり0.01〜0.04g)を所定の水量に薄め、展着剤を加えて散布します。
使用量・頻度・手順の目安
- 水量は10aあたり100〜300L(1㎡あたり0.1〜0.3L)です。
- 標準量は10〜30g/10aで、上限40gはハマスゲ・スズメノヒエが対象です。
- 使用回数は3回以内です。
- 専用の計量器を使い、正確に量ってください。
- 遅効性で、雑草が完全に枯れるまで春夏期で20〜30日、秋冬期で30〜40日かかります。
使用量・散布液量は製品ラベルとこのページで確認してください
使う前に知っておきたいこと
遅効性なので「効いていない」と判断しない
雑草が完全に枯れるまで春夏期で20〜30日、秋冬期で30〜40日かかります。散布から1〜2週間で見た目が変わらないのは正常です。ここで効いていないと判断して再散布すると、使用回数(3回以内)を無駄に消費するうえ薬害のリスクも上がります。散布日をカレンダーに記録し、1か月は待ってください。
0.01g単位を目分量で量らない
1㎡あたり0.01〜0.04gは、10㎡でもわずか0.1〜0.4gです。一般的なキッチンスケールでは分解能が足りません。0.01g単位の精密スケールか、メーカーが案内する専用計量器を使ってください。目分量は薬害か効果不足のどちらかに直結します。
散布後6時間は雨に当てない
散布後6時間以内の降雨で効果が落ちます。遅効性で結果が分かるのが1か月後のため、雨で流れたことに気づくのはずっと先です。散布日は半日先まで降水予報を確認してから決めてください。あわせて、草花や樹木の新葉にかかると薬害のおそれがあるため、花壇や植栽が近い場所では飛散にも注意します。
注意点
- 寒地型西洋芝(ベントグラス等)には使用不可(薬害)
- 散布後6時間以内の降雨で効果減
- 草花・樹木の新葉にかかると薬害のおそれ(飛散に注意)
似た製品との使い分け
| 比較する製品 | シバゲンDFを選ぶのはこんなとき |
|---|---|
| シバキープIII粒剤除草剤 | 1回の散布で対応できる雑草の幅を最優先するとき。シバキープIIIは粒剤でまくだけという手軽さがありますが、適用雑草の幅ではシバゲンDFに分があります。 |
| MCPP液剤除草剤 | イネ科雑草(メヒシバ・スズメノカタビラ等)も一緒に叩きたいとき。MCPPは広葉専門でイネ科にはほとんど効きません。 |
| グリーンアージラン液剤除草剤 | 広葉雑草やハマスゲまで含めて一度に処理したいとき。グリーンアージランはイネ科寄りで、カヤツリグサ科には効果が劣ります。 |
農薬を使う前に必ずお読みください
- 農薬の適用作物・対象病害虫、希釈倍率・使用量・使用回数・時期は、製品ごとの登録内容とラベルに記載されています。散布前に必ずお手元の製品ラベルを確認し、ラベルの記載を優先してください。
- 計算機は、農薬の選択・適用可否・展着剤の要否を判断しません。適用作物に「芝」がない農薬は芝生に使えず、似た製品へ数値を流用することもできません。
- 最新の登録内容は農林水産省「農薬登録情報提供システム」で確認できます。使用前には農林水産省の適正使用案内も確認してください。
- 散布時は農薬用マスク・手袋・長袖を着用し、散布当日は子どもやペットを芝生に入れないでください。
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情報源・更新方針
- メーカー公式ページを情報源として確認しています。
- 農薬登録情報は農水省の登録情報でも確認しています。
- このページの公式情報の確認日:2026年7月28日
- 使用量・適用などは、購入した製品ラベルの記載を優先してください。
- 公式に確認できない項目は推測で補わず、「要確認」として表示します。
詳しい編集基準は薬剤・肥料データベースの掲載方針をご覧ください。
