しばしば芝(SHIBA3)

芝張り・植え方

整地と下地づくり、目地の取り方、張ったあとの水やりと転圧まで。DIYで芝生を張るための手順を解説した記事の一覧です。

芝張り・植え方について

芝張りの成否は、張る作業そのものより下地づくりで決まります。既存の雑草や石を取り除き、水はけを確認し、床土を10cm程度の厚みで整えるところまでが本番です。ここを省いて芝を並べると、数年後に凹凸や水たまり、部分的な生育不良として必ず表面化します。作業時間の配分としては、下地に7割、張るのに3割くらいの感覚が実態に近いところです。

張り方には、隙間なく並べる「べた張り」と、芝と芝の間に隙間を取る「目地張り」があります。べた張りは初期費用が高い代わりにすぐ完成した見た目になり、目地張りは材料費を抑えられる代わりに全面を覆うまで1シーズン前後かかります。どちらが正解ということはなく、予算と、緑が揃うまで待てるかどうかで決めるものです。

張った直後の管理では、水やりと転圧の2つが要になります。芝の根と床土が密着していないと水も養分も吸えないため、板を敷いて踏む、あるいはローラーで押さえて密着させます。そのうえで、根が下りるまでの2〜3週間は表土を乾かさないことが最優先です。この時期に肥料を与えたくなりますが、根が動く前の施肥は吸われずに濃度だけが残ります。

このカテゴリの記事では、道具の準備から当日の段取り、張ったあと1か月の管理までを手順として追えるようにまとめています。DIYで進める場合、平日の夜に材料を用意して週末に一気に張る、という組み立てが現実的です。

作業量の見積もりでよく外すのが、整地にかかる時間です。10平方メートル程度の庭でも、既存の雑草を根から除き、石やガラを拾い、床土を入れて水平を出すとなると、慣れていなければ半日から1日かかります。切り芝は届いてから日が経つほど傷むので、「芝が届いてから整地を始める」段取りにすると間に合いません。整地を先に終わらせ、張れる状態にしてから芝を届くようにするのが正しい順番です。

もう一つ見落とされやすいのが、水勾配と排水です。平らに仕上げることばかり意識すると、雨水の逃げ場がない面ができあがります。建物から離れる方向へ、わずかに(100分の1〜2程度)傾斜をつけておくと、大雨のあとに水が溜まりません。一度張ってしまうと勾配のやり直しは全面剥がしになるため、下地の段階で決めておくべき項目です。

しばしば芝(SHIBA3)

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