
駐車場の芝生と狭い庭の芝生|方式の比較と小さな庭の設計
駐車場の芝生は、毎日車を出し入れするなら保護材やスリットで芝を守る方式を選び、タイヤが乗る場所と車の下の日陰を分けて考えます。狭い庭は形を単純にし、日なたの時間を測ってから芝の範囲を決めると失敗しにくくなります。
整地と下地づくり、目地の取り方、張ったあとの水やりと転圧まで。DIYで芝生を張るための手順を解説した記事の一覧です。
芝が届いてから慌てないよう、庭の状態、下地づくり、張った後の管理を順に確認します。初めての芝張りと新築の庭では、必要な準備を分けて読めます。
1. 初めての芝張りは何から始める?
準備・下地づくり・張り方・養生までの流れを追います。
芝張り完全ガイド|準備から養生までの手順2. 新築の庭に芝生を張るなら?
業者とDIYの違い、費用や作業時期を考える材料を集めます。
新築の庭に芝生を張る|業者とDIYの費用・時期・後悔しない準備3. 駐車場まわりや狭い庭にも張れる?
使い方や人・車の動線を踏まえ、芝を張る場所を考えます。
駐車場の芝生と狭い庭の芝生|方式の比較と小さな庭の設計
駐車場の芝生は、毎日車を出し入れするなら保護材やスリットで芝を守る方式を選び、タイヤが乗る場所と車の下の日陰を分けて考えます。狭い庭は形を単純にし、日なたの時間を測ってから芝の範囲を決めると失敗しにくくなります。

新築の庭の芝生は、外構業者に頼むかDIYかを費用の内訳で比べ、張る時期を春か初秋に合わせるのが基本です。品種の向き不向き、水道・見切り・日当たりなど張る前に決めること、よくある後悔と引き渡し後1か月の段取りをまとめました。

芝張りのやり方を「時期・準備・張り方・養生」の4段階で初心者向けに解説。土づくりから目地張りなどの張り方、目土入れ、根付くまでの養生の水やりまで、庭のDIY芝張りをこの1本で通しで学べます。
芝張りの成否は、張る作業そのものより下地づくりで決まります。既存の雑草や石を取り除き、水はけを確認し、床土を10cm程度の厚みで整えるところまでが本番です。ここを省いて芝を並べると、数年後に凹凸や水たまり、部分的な生育不良として必ず表面化します。作業時間の配分としては、下地に7割、張るのに3割くらいの感覚が実態に近いところです。
張り方には、隙間なく並べる「べた張り」と、芝と芝の間に隙間を取る「目地張り」があります。べた張りは初期費用が高い代わりにすぐ完成した見た目になり、目地張りは材料費を抑えられる代わりに全面を覆うまで1シーズン前後かかります。どちらが正解ということはなく、予算と、緑が揃うまで待てるかどうかで決めるものです。
張った直後の管理では、水やりと転圧の2つが要になります。芝の根と床土が密着していないと水も養分も吸えないため、板を敷いて踏む、あるいはローラーで押さえて密着させます。そのうえで、根が下りるまでの2〜3週間は表土を乾かさないことが最優先です。この時期に肥料を与えたくなりますが、根が動く前の施肥は吸われずに濃度だけが残ります。
このカテゴリの記事では、道具の準備から当日の段取り、張ったあと1か月の管理までを手順として追えるようにまとめています。DIYで進める場合、平日の夜に材料を用意して週末に一気に張る、という組み立てが現実的です。
作業量の見積もりでよく外すのが、整地にかかる時間です。10平方メートル程度の庭でも、既存の雑草を根から除き、石やガラを拾い、床土を入れて水平を出すとなると、慣れていなければ半日から1日かかります。切り芝は届いてから日が経つほど傷むので、「芝が届いてから整地を始める」段取りにすると間に合いません。整地を先に終わらせ、張れる状態にしてから芝を届くようにするのが正しい順番です。
もう一つ見落とされやすいのが、水勾配と排水です。平らに仕上げることばかり意識すると、雨水の逃げ場がない面ができあがります。建物から離れる方向へ、わずかに(100分の1〜2程度)傾斜をつけておくと、大雨のあとに水が溜まりません。一度張ってしまうと勾配のやり直しは全面剥がしになるため、下地の段階で決めておくべき項目です。