カルスNC-R ブレンド計算機
土壌改良の定番「カルスNC-R」のブレンド(カルス+米ぬか+目土+硫安)を、広さと季節から一括計算。メーカー公式の芝生向け配合に基づきます。
硫安の窒素は1㎡あたり4.2gで、ふつうの肥料1回の目安(窒素1〜3g/㎡)より多めです。 メーカーの配合は、微生物がサッチなどを分解するときに使う窒素を含むためです。 ブレンドをまく時期は、別の肥料を重ねないでください。5〜9月は、雨のあとや葉の色が淡いときに硫安を足す扱いです(公式の注記)。肥料の時期と量
回数の目安: 期間中2〜3回。手順は ①4材料を混ぜる → ②エアレーション → ③速やかに散布(紫外線に弱い)→ ④埋め戻し → ⑤たっぷり散水。硫安(窒素肥料)はホームセンターや園芸店で入手できます。カルスは微生物を分解に働かせる資材のため、 硫安を忘れると芝が窒素不足(黄化)になります。
リサール酵産 公式の芝生向け資料に基づく目安です。カルスNC-Rの詳細はこちら
この計算機の仕組み
リサール酵産の公式「芝生編」資料(カルスNC-Rの商品ページに掲載の配合表)にある季節別の配合(1m²あたりのカルス・米ぬか・目土・硫安の量)に、入力された広さを掛けて一括計算しています。2〜4月は硫安多め(70g/m²)、5〜9月は雨や芝の状態により硫安約20g/m²を追加、10〜1月は20〜25g/m²という公式の季節差も反映しています。
硫安の量について
硫安(窒素21%)を窒素に直すと、1m²あたり2〜4月の回が約14.7g、5〜9月に足す回が約4.2g、10〜1月の回が約4.2〜5.3gです。1年目に公式の回数どおりまくと、硫安の窒素だけで1年に約19〜38g/m²になります。米国アーカンソー大学は、高麗芝の仲間(ゾイシア)の窒素を1年に約10g/m²(2 lb/1,000 ft²)までとしています。メーカーの配合は分解に使われる窒素を含みますが、芝に回る割合を示した資料は見つかっていません。
- ブレンドをまく時期は、別の肥料を重ねない
- 2〜4月の回は、芝が緑になってから(休眠中の芝は肥料を吸わない)
- 10〜1月の回は、緑の葉が多く残る11月中に(公式のおすすめ)
- 2年目以降は半量にする(公式)。葉が伸びすぎる、ラージパッチ(円形に色が抜ける病気)が出る庭は窒素を控える
ふつうの肥料の時期と量は芝生の肥料の時期と量で解説しています。
材料をそろえる
よくある質問
- Q. ブレンドカルスとは何ですか?
- 土壌改良微生物資材「カルスNC-R」(リサール酵産)を、米ぬか・目土・硫安と混ぜてから芝生にまく使い方の通称です。米ぬかは微生物のエサ、目土はかさ増しと定着、硫安は微生物が有機物を分解するときに消費する窒素の補給の役割があります。
- Q. 米ぬかはどこで手に入りますか?
- コイン精米所の「ぬか捨て場」で無料でもらえる地域が多いほか、米店・ホームセンター・通販でも1kg数百円程度で買えます。10Lのバケツ1杯でおよそ3.5〜5kgです。
- Q. 硫安を入れ忘れるとどうなりますか?
- 微生物が有機物(米ぬかやサッチ)を分解するときに土中の窒素を消費するため、芝が窒素不足になって黄色くなることがあります(窒素飢餓)。メーカー公式もカルスと窒素肥料の併用を案内しています。硫安はホームセンターの肥料コーナーで入手できます。
- Q. いつ・どのくらいの頻度でまけばいいですか?
- 公式の芝生向け資料では年4〜6回、エアレーション(穴あけ)とセットが基本です。季節により配合が変わり(この計算機で自動計算)、2年目以降は半量に減らせます。カルスは紫外線に弱いため、まいたら速やかに埋め戻して散水します。
- Q. 硫安の量が、ふつうの肥料の目安より多いのはなぜですか?
- メーカーの資料は、カルスNC-Rがサッチなどを分解するときに窒素が必要になるため、硫安を加えるよう指定しています。2〜4月の70g/㎡は窒素で約14.7g/㎡で、芝生の肥料1回の目安(窒素1〜3g/㎡)より多めです。分解に使われる分と芝に回る分の割合を示した資料は見つかっていないため、ブレンドをまく時期は別の肥料を重ねず、2〜4月の回は芝が緑になってからにするのが無難です。
- Q. サッチ分解にも効果がありますか?
- カルスNC-Rは有機物を発酵分解する微生物資材なので、床土の改善とあわせてサッチの分解促進も期待されています。手軽さ重視なら袋からまくだけのサッチ分解剤(シバキーププロなど)という選択肢もあります。