殺菌剤
ダコニール1000(STダコニール1000)
SDSバイオテック(家庭向けはKINCHO園芸が販売)
編集: しばしば芝編集部(編集方針)
公式情報の確認日:2026年7月16日
メーカー公式ページで確認する ↗農水省の登録情報で確認する ↗
どんな製品か・向いている人
園芸用殺菌剤として非常に知名度が高く、家庭向けの小容量「STダコニール1000」も流通しています。ただし芝生に関して登録があるのは西洋芝(ベントグラス・バミューダグラス)のみで、日本芝への適用はありません。「家にあるダコニールで芝の病気に対応しよう」という発想が通らない代表例なので、芝の種類を確認してから使ってください。西洋芝を管理しているなら、入手しやすさは大きな利点です。
基本情報
- 有効成分
- TPN(クロロタロニル)40.0%
- 農薬登録番号
- 第16823号
- 対象
- 西洋芝: ヘルミントスポリウム葉枯病、葉腐病(ブラウンパッチ)
- 使える芝
- 西洋芝(ベントグラス・バミューダグラス)のみ。日本芝への適用登録なし
- 入手性
- ホームセンター定番(家庭向け小容量「STダコニール1000」あり)
- 公式情報の確認日
- 2026年7月16日
使い方・使用量
500〜750倍に薄め、1㎡あたり1Lを散布します。
使用量・頻度・手順の目安
- 発病初期に使用し、使用回数は8回以内です。
使う前に知っておきたいこと
日本芝には登録がない
農薬登録情報で確認したところ、芝生関係の適用は西洋芝(ベントグラス・バミューダグラス)のみです。高麗芝や野芝の庭では使えません。知名度が高く家にあることも多い薬剤なので、この点はとくに間違えやすいところです。
夏の高温時は薬害が出やすい
夏期高温時、とくに暖地での散布は葉に黄変や褐変といった薬害が出るおそれがあります。ブラウンパッチが猛威をふるうのがまさに高温多湿の時期なので、使いたい時期と避けたい時期が重なります。朝の涼しい時間帯を選ぶ、気温が下がる予報の日に合わせるといった調整が必要です。
予防的に使う薬剤
TPNは保護殺菌剤で、葉の表面に膜を作って感染を防ぐ働きが中心です。すでに広がった病斑を治すというより、これ以上広げないために撒く薬剤と考えてください。発病初期に打ち、回数は8回以内の範囲で計画的に使います。
注意点
- 夏期高温時(特に暖地)の散布は葉に薬害(黄変・褐変)のおそれ
- 日本芝(高麗芝等)への適用登録なし(農薬登録情報で確認済み)
似た製品との使い分け
| 比較する製品 | ダコニール1000(STダコニール1000)を選ぶのはこんなとき |
|---|---|
| グラステン水和剤殺菌剤 | 西洋芝の葉枯病・葉腐病に、ホームセンターで買える小容量で対応したいとき。日本芝が対象なら選択肢になりません。 |
| GFベンレート水和剤殺菌剤 | バミューダグラスにも適用のある薬剤が必要なとき。GFベンレートの芝生適用はベントグラスのみです。 |
| オーソサイド水和剤80殺菌剤 | ヘルミントスポリウム葉枯病まで含めて対応したいとき。オーソサイドは葉腐病・赤焼病と、西洋芝の藻類・コケ類が対象です。 |
農薬を使う前に必ずお読みください
- 農薬の適用作物・対象病害虫、希釈倍率・使用量・使用回数・時期は、製品ごとの登録内容とラベルに記載されています。散布前に必ずお手元の製品ラベルを確認し、ラベルの記載を優先してください。
- 計算機は、農薬の選択・適用可否・展着剤の要否を判断しません。適用作物に「芝」がない農薬は芝生に使えず、似た製品へ数値を流用することもできません。
- 最新の登録内容は農林水産省「農薬登録情報提供システム」で確認できます。使用前には農林水産省の適正使用案内も確認してください。
- 散布時は農薬用マスク・手袋・長袖を着用し、散布当日は子どもやペットを芝生に入れないでください。
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情報源・更新方針
- メーカー公式ページを情報源として確認しています。
- 農薬登録情報は農水省の登録情報でも確認しています。
- このページの公式情報の確認日:2026年7月16日
- 使用量・適用などは、購入した製品ラベルの記載を優先してください。
- 公式に確認できない項目は推測で補わず、「要確認」として表示します。
詳しい編集基準は薬剤・肥料データベースの掲載方針をご覧ください。
