殺虫剤
家庭園芸用スミチオン乳剤
KINCHO園芸(旧・住友化学園芸)
編集: しばしば芝編集部(編集方針)
公式情報の確認日:2026年7月16日
メーカー公式ページで確認する ↗農水省の登録情報で確認する ↗
どんな製品か・向いている人
芝生の害虫でとくに厄介なコガネムシ類幼虫に、ホームセンターで買える範囲で対応できる数少ない薬剤です。芝生の三大害虫といわれるシバツトガ・スジキリヨトウ・コガネムシ類幼虫のすべてに登録があり、1本で守備範囲が広いのが強みです。乳剤なので希釈と散布器が必要になり、粒剤のような手軽さはありません。においも強めなので、住宅密集地では散布の時間帯に配慮が要ります。
基本情報
- 有効成分
- MEP(フェニトロチオン)50.0%
- 農薬登録番号
- 第21939号
- 対象
- シバツトガ、スジキリヨトウ、コガネムシ類幼虫、シバオサゾウムシ
- 使える芝
- 芝(日本芝・西洋芝)
- 入手性
- ホームセンター定番(家庭園芸用の小容量あり)
- 公式情報の確認日
- 2026年7月16日
使い方・使用量
1000倍に薄めて散布します。
使用量・頻度・手順の目安
- シバツトガ・スジキリヨトウには1㎡あたり0.3〜2Lを使用します。
- コガネムシ類幼虫・シバオサゾウムシには1㎡あたり3Lを土壌へしみ込ませます。
- 発生初期から幼虫発生期に使用し、使用回数は6回以内です。
使う前に知っておきたいこと
対象で散布液量が10倍変わる
同じ1000倍でも、シバツトガ・スジキリヨトウは1㎡あたり0.3〜2L、コガネムシ類幼虫とシバオサゾウムシは1㎡あたり3Lを土壌へしみ込ませます。狙いが地中の幼虫なら、葉を濡らすだけでは薬剤が届きません。倍率ではなく散布液量で使い分ける薬剤だと覚えてください。
コガネムシ幼虫は「灌注」する
地中にいる幼虫が相手なので、葉面散布ではなく土壌へしみ込ませる灌注が必要です。1㎡あたり3Lという量は、ジョウロで表面を濡らす程度では到底届きません。散布前に軽く水を撒いて土を湿らせておくと、薬液が浸透しやすくなります。乾ききった土では表面を流れてしまいます。
防護装備を省略しない
皮ふ刺激性があり、農薬用マスク・手袋・長袖の着用が指示されています。家庭園芸用という名前から気軽に感じられますが、有機リン系の殺虫剤です。散布後は手足と顔を石けんで洗い、ミツバチや水産動植物への影響にも配慮して、開花中の植物付近や側溝の近くでの散布は避けてください。
注意点
- ミツバチ・水産動植物への影響に注意
- 皮ふ刺激性あり。散布時は農薬用マスク・手袋・長袖を着用
似た製品との使い分け
| 比較する製品 | 家庭園芸用スミチオン乳剤を選ぶのはこんなとき |
|---|---|
| 家庭園芸用GFオルトラン粒剤殺虫剤 | コガネムシ類幼虫が疑われるとき。GFオルトラン粒剤にはコガネムシ類幼虫の登録がなく、掘り返して幼虫が出てくる状況では選択肢になりません。 |
| フルスウィング顆粒水和剤殺虫剤 | ホームセンターですぐ入手したいとき。フルスウィングはコガネムシ幼虫への効果で知られますが通販中心の流通です。 |
| ダイアジノン粒剤5殺虫剤 | 散布量を細かく調整したいとき。ダイアジノン粒剤は撒くだけで手軽な反面、量の微調整はききません。 |
農薬を使う前に必ずお読みください
- 農薬の適用作物・対象病害虫、希釈倍率・使用量・使用回数・時期は、製品ごとの登録内容とラベルに記載されています。散布前に必ずお手元の製品ラベルを確認し、ラベルの記載を優先してください。
- 計算機は、農薬の選択・適用可否・展着剤の要否を判断しません。適用作物に「芝」がない農薬は芝生に使えず、似た製品へ数値を流用することもできません。
- 最新の登録内容は農林水産省「農薬登録情報提供システム」で確認できます。使用前には農林水産省の適正使用案内も確認してください。
- 散布時は農薬用マスク・手袋・長袖を着用し、散布当日は子どもやペットを芝生に入れないでください。
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情報源・更新方針
- メーカー公式ページを情報源として確認しています。
- 農薬登録情報は農水省の登録情報でも確認しています。
- このページの公式情報の確認日:2026年7月16日
- 使用量・適用などは、購入した製品ラベルの記載を優先してください。
- 公式に確認できない項目は推測で補わず、「要確認」として表示します。
詳しい編集基準は薬剤・肥料データベースの掲載方針をご覧ください。
